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製品開発ポイント-4つのm

  1. 物づくり

「4M」とは、製造における品質管理上、その製造工程においてその加工品質に影響を与える4つのポイントの頭文字です。

1.人「Man」 

Man()が工程に与える品質特性です。

どんな作業においても作業者の力量は大事な要素であり、当然に品質に影響を及ぼします。例えば、ある作業において資格を有している作業者でないと品質が維持できない場合は、この有資格者の作業員が品質上の条件になるのです。また、作業そのものの熟練度も重要でしょう。

さらに、検査工程において検査能力や品質知識を有していない検査員の検査ではその信頼性は低いと言わざるを得ません。このように、人という要素が品質に与える領域を認識し管理することが4M上のManとなります。

ちなみに、作業管理者や検査指導者、等の管理者もであっても工程品質への影響がある場合は、Manの概念に入ります。

2.機械「Machine」

機械が品質に及ぼす影響は当然に大きい。同型の機械であっても機械の個体特性というのは人の性格のように違う場合もあります。

したがって、ある機械で加工品質を確認してスタートした工程であるのであれば、当該機械が故障したからといって確認せずに隣の機械で加工しては、品質管理上危険ということになるのです。

機械の故障、メンテナンス、移設による影響の考慮も、このMachineに含まれます。

3.方法「Method」

方法ということであるが、「Manual」マニュアル(作業手順)を指す場合もあるのです。
いわゆる動作領域における品質上の要素です。

同じ人、同じ機械でも作業方法が変われば品質も変化します。作業における手順は決められた通り履行することが重要であり、ルールを順守する中に安定した品質があるという考え方なのです。

また、マテハン(モノの移動)のルートや機械の加工入力条件もこのMethodに含まれます。

4.材料「Material」

材料は当然ながら品質に影響をダイレクトに与える要素となります。

決められた指定材料を変更なく使用することは当然なのであるが、このMaterialという点には材料のLOTによるバラツキも含まれるのです。

5.4Mの変更管理

Mのそれぞれにおいて、変更があるかないか?あるならばいつ変更されたのか?を管理することを4M変動管理といいます。この4Mの変化を管理状態の中で掌握していくことが品質管理の重要ポイントという考え方です。

ちなみに経営では、management(マネジメント)を入れる4Mという管理の考え方もあり、管理とは「その構成要素の変化を知ること」という意味では、製造管理とも同じなのかもしれません。